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オーディオ・ホームシアター展に出展します。

こんばんは。

 

今日は、イベント関連のお知らせです。

実は今日はオーディオ・ホームシアター展の申込締切り日なのですが、締切りぎりぎりでの出展申込をしました。開催日は、10月19日~21日になります。

 

このオーディオ・ホームシアター展は、秋葉原UDXで毎年開催されている展示会ですが、うちのような小さな会社が出展する大部屋ブースは、真空管フェアと違い常時音出し可能のため、実際は各社の大騒音の中でのデモとなるため、なかなかゆっくりと音を聴いていただける雰囲気ではないのが実情です。

 

そのため、しばらく出展を控えていたのですが、今年はプロジェクトFの完成品システムのお披露目をしたいこともあり、何年かぶりで出展を決めた次第です。ただ、当日会場での音出しは正直あまり期待していないので、こういうモデルがありますよということが告知さえできればいいかと考えています。

 

ちなみに、毎年出展している真空管オーディオフェアの方は、音出し環境は1社ずつで素晴らしいのですが、真空管という名前も影響してか他のオーディオイベントに比べると来場者がちょっと偏っている印象も受ける(毎年ほとんど同じメンバー?)ことと、オーディオ・ホームシアター展と開催時期が近いこともあり、今年の出展はまだ検討中で決めていません。まぁ真空管フェアについては、締切りの6月末までに結論を出したいと思います。

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驚いた!

こんばんは。今日はちょっと驚いた話があったので、書いてみますね。

 

現在複数のプロジェクトが進行中ですが、これらのモデルは生産ロットの関係で、新しいベンダーさんとも協議を行っています。

 

実は今までのベンダーでは生産ロットやコストなどいろいろな制約があって、磁気回路部品などのメインパーツは基本的に標準で流れているものを中心に選ぶしかなかったのですが、今回のベンダーさんはこちらで自由に寸法設定ができるという願ってもない状況となり、細かい寸法について打合せをしていました。

 

ユニットを設計する場合、一番基本的な寸法として、ボイスコイル径と磁気ギャップ部の寸法があります。そのためサンプルを作る場合、先ずここを決めていくわけですが、この磁気ギャップというのは非常に重要で、小さ過ぎるとボイスコイルが磁気回路に接触して異音を発生するセンター当りが発生し、また余裕をとって大きくし過ぎると、音質的なダメージが増えることとなるため、どの程度に設定するかは結構ポイントとなります。

 

そこでいつものように計算をして、プレート内径は***にしてくださいと伝えたところ、

「冨宅さん、その寸法だと外ギャップがかなり小さくなるので、センター当りする可能性が高いですよ。」との返信が。

 

あれっ計算間違ったかしらと思い、再度計算してみても結果は同じ。おかしいなぁと思いながら、再度問合せをしたところ、原因が分かりました。

 

計算結果が大きく違っていたのは、計算時にどの程度量産のバラツキ要素を入れるかという点で、今回のベンダーさんの計算では全てのパーツや組立精度が最悪方向にばらついた状態での計算をしており、それは今まで私が経験したことがない程の余裕度でした。まぁ確かに製造として安全度をみたいのは十分分かるのですが、なにもそこまでやらなくてもというのが正直な印象でした。

 

ちなみに私の計算法はV社時代から30年以上ずっと同じものを使っており、少なくとも自分のモデルではギャップに関連したトラブルは無かったので、ある意味実績はあるんだけどなぁ・・・・・。  で、ここまでなら、中国だから仕方がないかぁとも思えるのですが、驚いたのは更に出た次の話。

 

実はこの話をしていたベテランエンジニアの方は、皆さんもよくご存知の日本の大手スピーカーメーカーにいた経験があり、そこでの設計基準は今日聞いたものより更に何割も大きい というもの。ええっ、**社はそんなにギャップがガバなんですか!!

 

正直これを聞いて、驚くとともに、ちょっと納得しちゃいました。なるほどなぁ、こんなガバガバギャップで量産設計しているから、不良は出ないだろうけど、音はあんな感じになっちゃうんだなぁと。ソニー時代もあまりここのユニットは使わなかったのも、そんなこともあったのかも知れません。ちなみにヨーロッパのユニットなどは手作りに近い作り方をするのが多いので、一般的にギャップは小さいものが多いように感じます。

 

まぁうちのようなたかだか数百個レベルのものと、何万個の量産設計では、歩留まりに対しての優先度が大きく違うことは理解できますが、それにしてもちょっとなぁと言うのが正直なところ。まぁ今回のモデルでは、数量も少ないこともあるので、今後出来るだけギャップをつめるように協議していこうと思いますが、30年も設計していて今更こんな話があったというのはほんとスピーカーって怖いです。(^^;

 

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うれしいお話

DCU-F071W

 

こんばんは。

最近ブログの更新が遅れ気味で、ほんとすみません。反省!

 



今日はユーザーの方から嬉しいお話を伺ったので、紹介したいと思います。

 

ユーザーと言っても、個人のお客さまではなく、カーオーディオをメインにやられているあるディーラー様です。

 

こちらでは今回プロジェクトFを初め、PARCのフルレンジ系をいろいろと購入いただいたのですが、今日はそのファーストインプレッションを教えていただきました。

 

先ずプロジェクトFですが、まだ仮箱での試聴とのことで、

「仮の箱ですがクリアな鳴りっぷりは恐ろしい可能性を感じさせてくれます。」

とのことで今後の展開が楽しみです。

 

で今日熱く印象をお話いただいたのは、PARCの中でも一番小型のチビッ子ウッドことDCU-F071W

 

PARC全般の音作りに多いに共感していただいている代表のO様が一番気に入っていただいたとのことで、常連のお客さまの評判も上々のようでした。実際の使い方は、何とチビッ子ウッドをミッドとして使うとのことで、寸法規制の多いカーオーディオ環境として「そういう手があったか」と感じ入りました。

 

代表のお話では、チビッ子ウッドをミッドに入れることで、全体の音離れが大きく改善され、その効果の大きさに非常に驚かれたようです。カーは非常に限られた空間なので、この音離れの改善というのはすごく効果があるんですね。

 

「5cmユニットとしてはちょっと価格が高いかも」とお話すると、

「いやこの音を聴けば、この価格は安いですよ。もっと高くしても十分いけます。こんな音の出方をするユニットはなかなかないですよ。」

とのお話。

 

まぁこの子は、PARCのモデルの中でもプロジェクトFの次に開発に時間がかかったモデルなので、こういうお話を伺うとほんと嬉しい限りです。ただ、PARCは正式にはカー用としての使用は保証していないので、その点だけはちょっと微妙ではありますが・・・・(^^;

 

今後の展開によっては、やはりカー用のユニットも少しやらないといけないかも・・・・・・。

 

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プロジェクトF、初回ロット出荷完了しました

こんばんは。

 

日程が大幅に遅れていたプロジェクトFですが、本日初回ロット分を全て発送させていただきました。

 

今まで文句も言わず、ずっとお待ちいただいた皆様、本当にありがとうございました。PARCはこういう温かいユーザーの皆様に支えられているということをあらためて再認識した次第です。感謝感謝です。

 

なお正確に言うと、シリアル1,2番のkeikさん用のPARC-L11だけは、ご厚意により明日新橋で行われるPARCサウンド鑑賞会に持参し、直接お渡しすることになりました。

 

明日は残念ながらプロジェクトFの音出しはありませんが、切削フレーム版のL11は今回が初お披露目ですので、ご興味がある方は是非見てやってくださいませ。

 

 

それと今回プロジェクトFの発売を記念して、ゴールデンウィーク特別企画として、パーク全製品の特別販売を行います。じゃ~ん!!

 

具体的には、全製品(プロジェクトFは除く)を定価の30%引きとし、ポイントも通常どおり付けて、2万円以上送料サービスもそのまま対応させていただきます。太っ腹!

買い物カゴでご注文される時に、コメント欄に「特別割引希望」とお書きください。

 

期間は4月末までの4日間のみですので、購入を検討されていた方はお見逃しなく。

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プロジェクトF、切削フレーム情報(3)

PARC-L11

 

こんばんは。

大変遅くなりましたが、プロジェクトF用の切削フレームのご報告です。

 

切削フレームの出来は、前にもご報告したようになかなかのもので、加工精度的には全く問題はありませんでした。

ただ写真のように、裏面部ではアルマイトのムラがあったようで、マジックのようなもので修正した箇所がありますが、裏面は図面上でも外観面ではないとの表記なのでしょうがないかと思います。

 

ところで、フレームは先週無事届いていたのですが、皆さんもご存知のように、今回の切削フレームは設計者の私自身が音も聴かない状態で販売するという、かなり大胆なやり方で、正直私自身も確認無しでいきなり全数組立てるのはちょっと抵抗がありました。

 

そこで、先週keikさんに、販売用のものを先にBOXに取り付けて音の確認をさせてほしいとのお願いをしていました。

 

プロジェクトFは全数出荷前に特性チェックをしますが、その場合はフレームに傷が付かないように、柔らかいワッシャーをかませて測定します。

ただ、ちゃんと音を確認するには直接ネジでBOXに取り付けをする必要があり、どうしてもフレームにネジの跡が付いてしまうので、なかなか販売する製品で行うのは難しいところがあるのです。

 

で前置きが長くなりましたが、肝心の音についてです。

結果は、良い意味で予想どおり(いや、それ以上?)の音でした。具体的には、中低域、特に低域の分解能が上がり、音の芯がよりしっかりと太くなった感じです。

 

ダイキャストフレーム版のものも皆さんご存知のように、十分しっかりとした音ではありますが、やはり比較をしてしまうとその差は有ります。

ちょっと大げさに言うと、ダイキャストがボーンという感じに対して、切削フレームはゴン(ドスン)といった感じでしょうか。いやぁ音を言葉で表現するのは難しい。(^^;

 

別の言い方をすると、ダイキャストの方は箱の補強が弱くかなり箱鳴りがしている感じで、切削フレームの方は補強をしっかりとして余計な響き(ボンつき)が無いと言えば少し分かりやすいですかね。

 

それともう一つ大きな違いは、音離れの良さで、特にボーカルなどでは切削フレーム版の方が明らかに分離よく声が前に定位します。

ダイキャスト版の方もかなり音離れは良い方だと自負していますが、やはり上には上がありますね。

 

今回のテスト試聴は、今まで散々デモなどで使っていた神様ユニットと出来立ての新品ユニットとの比較試聴なので、正直切削版は音がまだまだ若いところはありますが、この辺はエージングでこなれてくれば問題ない範囲だと感じています。

 

ということで、ご予約いただいた皆さんには大変お待たせしましたが、音の確認も無事終わりましたので、これから1台1台大切に手作りで生産をしていきますので、もう少しお待ちいただければと思います。

 

ちなみに、自分の試作ユニットの場合は、外観などは気にせずバンバン組めるので比較的早いのですが、やはり製品となるといろいろと気を使いながらの組立なので、予想よりは時間がかかるので、遅くとも今月中には全て出荷できればと思っています。

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